エブリディアン

最新 地学事典 「エブリディアン」の解説

エブリディアン

学◆Ebriophyceae 英◆ebridians

珪酸質の内骨格をもち,珪藻などを捕食する従属栄養型の海産プランクトンの一種。骨格全体の形は円・楕円・四角形で,骨格の先端が分岐することがある。またまれにロリカをもつこともある。大きさは20~50µm。形態は珪質鞭毛藻に類似するが,基環(basal ring)などを欠く点で異なる。原生動物または浮遊性単細胞藻の一群としても分類され,後者ではエブリア綱として独立させられているが,正確な所属は不明。浮遊性で珪酸質の骨格をもつことから黄金色藻類と,あるいは回転運動による移動や染色体が明瞭な核,さらに淡黄~桃色の体色の類似性から渦鞭毛藻類との類縁性が考えられている。化石は主に珪質堆積物から産し,暁新世~現世。中新世中期~鮮新世前期を中心に,このグループ独自の生層序区分が提案されている。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 松岡

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む