松岡(読み)マツオカ

デジタル大辞泉 「松岡」の意味・読み・例文・類語

まつおか〔まつをか〕【松岡】

姓氏の一。
[補説]「松岡」姓の人物
松岡映丘まつおかえいきゅう
松岡駒吉まつおかこまきち
松岡恕庵まつおかじょあん
松岡洋右まつおかようすけ

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精選版 日本国語大辞典 「松岡」の意味・読み・例文・類語

まつがおかまつがをか【松岡】

  1. 神奈川県鎌倉市山ノ内にある臨済宗円覚寺派の寺、東慶寺別称

まつおかまつをか【松岡】

  1. 姓氏の一つ

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「松岡」の意味・わかりやすい解説

松岡
まつおか

福井県北部吉田郡(よしだぐん)にあった旧町名(松岡町(ちょう))。現在は吉田郡永平寺(えいへいじ)町の西部を占める地域。九頭竜(くずりゅう)川扇状地の扇頂に近い小段丘上に位置する。旧松岡町は1930年(昭和5)町制施行。1955年(昭和30)吉野、五領ヶ島(ごりょうがしま)の2村と合併。2006年(平成18)永平寺町に合併。国道416号、北陸自動車道、えちぜん鉄道勝山永平寺線が通じる。古くは芝原(しばはら)郷の地。1645年(正保2)福井藩3代藩主松平忠昌(ただまさ)の次男松平昌勝(まさかつ)が5万石を分封され松岡藩が成立、館(やかた)が置かれたが、1721年(享保6)廃藩。合繊織物業のほか、藩政時代に始まるという竹細工がある。福井大学松岡キャンパス(旧、福井医科大学)、福井県立大学がある。国指定史跡の手繰ヶ城山(てぐりがじょうやま)古墳を含む松岡古墳群がある。

[木下昭三]

『『松岡町史』全3冊(1972~1978・松岡町)』


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「松岡」の意味・わかりやすい解説

松岡
まつおか

福井県北部,永平寺町西部の旧町域。福井平野東部に位置し,北部を九頭竜川が流れる。 1930年松岡村が町制施行。 1955年吉野村,五領ヶ島村の2村と合体。 2006年永平寺町,上志比村と合体して永平寺町となった。地名は近世以来の城下町名による。中心街は九頭竜川扇状地の扇頂付近にあり,正保年間 (1644~48) 福井藩から分封,城下町が形成されたが,約 80年で福井藩に復した。明治中期以降,合成繊維織物を主体とする機業が盛ん。手繰ヶ城山古墳などを含む松岡古墳群 (国の史跡) とカジカ科の魚であるアラレガコ生息地 (国の天然記念物) が知られる。

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百科事典マイペディア 「松岡」の意味・わかりやすい解説

松岡[町]【まつおか】

福井県北部,吉田郡の旧町。主集落は九頭竜(くずりゅう)川が福井平野に出る谷口に位置し,江戸初期の約80年間,城下町であった。明治以降は絹・人絹の機業町として発展。織物業を主幹産業とし,合成繊維の産地として有名。福井市からえちぜん鉄道が通じる。2006年2月吉田郡上志比村と永平寺町へ編入。18.59km2。1万363人(2003)。

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改訂新版 世界大百科事典 「松岡」の意味・わかりやすい解説

松岡 (まつおか)

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