20世紀西洋人名事典 「エミールデュルケーム」の解説
エミール デュルケーム
Émile Durkheim
1858.4.13 - 1917.11.15
フランスの社会学者,宗教学者。
元・パリ大学教授。
ヴォージュ県エピナル生まれ。
ラビ(ユダヤ教の教師)の子として生まれ、高等師範学校に学び、ドイツに留学した。1887〜1902年までボルドー大学教授を務め、’02年にパリ大学(ソルボンヌ)の教授に就任した。M.ウェーバーと並び現代社会学の諸理論の基礎を構築した社会学者である。機関紙「社会学年報」(1898〜’03年)を主宰し、モース、エルツらと共に「デュルケーム学派」を形成した。主著に「社会分業論」(1893年)、「社会学的方法の基準」(1895年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報