ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エメラルドボア」の意味・わかりやすい解説
エメラルドボア
Boa canina; emerald tree boa
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…インドニシキヘビなどが皮革製品用として大量に捕獲され,一部が減少のため保護の対象となっている。他属のニシキヘビ類はすべて全長1~2.5mほどの小型で,美しい緑色をしたニューギニアのグリーンパイソンChondropython viridis(イラスト)はまったくの樹上性で,ボア亜科のエメラルドボアCorallus caninusに類似する。【松井 孝爾】。…
…卵胎生で一度に20~60匹ほどの子ヘビを生む。 南アメリカ北部に分布する美しい緑色のエメラルドボアCorallus caninusは,全長約2m,樹上生でふつうは枝に胴を前後に振り分けて止まり,頭をその中央に置いている。体色斑紋や静止姿勢は効率的なカムフラージュとなり,近づく鳥やトカゲをとらえるが,本種に形態,生態ともにそっくりの種がニシキヘビ亜科にいる。…
※「エメラルドボア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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