漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「エリオシトリン」の解説 エリオシトリン【eriocitrin】 レモンやライムの皮に多く含まれる黄色色素。レモン、ライムに多く存在し、同じ柑橘類でもオレンジ、グレープフルーツにはほとんど含まれていない成分。強力な抗酸化作用をもち、脂質の酸化を防いでがん予防や高血圧・動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果を発揮するほか、肝臓・腎臓・血管中での過酸化脂質の生成を抑制、肥満予防、糖尿病の合併症予防、筋肉の老化予防、エコノミークラス症候群予防などに効果が期待できる。◇「レモンポリフェノール」とも呼ばれる。 出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報