現代外国人名録2016 「エリザベスムーン」の解説
エリザベス ムーン
Elizabeth Moon
- 職業・肩書
- 作家
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1945年
- 出生地
- テキサス州
- 学歴
- ライス大学(歴史),テキサス大学
- 受賞
- コンプトン・クルーク賞「Sheepfarmer’s Daughter」,ネビュラ賞(長編)〔2003年〕「くらやみの速さはどれくらい」
- 経歴
- 海兵隊でコンピュータ関係の仕事に就く。退役後はテキサス大学に入り直し、生物学を学ぶ。子供時代から詩や小説を書いていたが、30代半ばから本格的に作家を志し、1986年短編SFをアナログ誌に発表し、デビュー。初の長編は、’88年刊行のファンタジー「Sheepfarmer’s Daughter」で、第1長編を対象としたコンプトン・クルーク賞を受賞。以来、アン・マキャフリイとの共著を含め20作近くの長編と短編集を上梓するほか、数多くの短編を発表している。2003年刊行の「くらやみの速さはどれくらい」は、画期的治療法の実験台になれと言われた自閉症の青年の人生の喜びと葛藤を繊細に描いて高く評価され、ネビュラ賞を受賞した。他の作品に〈セラノの遺産〉シリーズなどがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報