20世紀西洋人名事典 「エリッククロス」の解説
エリック クロス
Eric Kloss
1949.4.3 -
米国のアルトサックス奏者,ティナーサックス奏者。
ペンシルバニア州ピッツバーグ生まれ。
保育器の際酸素過多が原因で視神経を侵され、全盲となる。4歳でペンシルバニア盲学校に入学し、音楽の才能を見いだされピアノを習う。10歳の時、テナーサックスに転向し、先生を追い越すほどの実力を見せる。12歳でボビー・ネギのトリオに入る。’62年スリー・リバージャズ祭に出演し、評価を得る。’65年ジビック・アリーナ・ジャズ祭で絶賛され、ダウンビート誌などにも取り上げられる。’81年ギル・ゴールドスタインとデュオ・アルバムを作り上げる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報