日本大百科全書(ニッポニカ) 「エルショーフ」の意味・わかりやすい解説 エルショーフえるしょーふПётр Павлович Ершов/Pyotr Pavlovich Ershov(1815―1869) ロシアの詩人。シベリアに生まれ、ペテルブルグ大学卒業後、シベリアのトボリスク市で中学教師として生涯を過ごした。大学時代に書いた物語詩『せむしの子馬』(1834)は、民話をもとに民衆の知恵と楽天主義を歌い上げ、また皇帝、貴族、役人への鋭い風刺を放った作品で、高く評価された。ほかに戯曲、短編集などがある。[直野 敦][参照項目] | せむしの子馬 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by