20世紀西洋人名事典 「エルンストトッホ」の解説
エルンスト トッホ
Ernst Toch
1887.12.7 - 1964.10.1
米国の作曲家。
カリフォルニア大学教授。
ウィーン(オーストリア)生まれ。
独学で音楽を学ぶ。1909年フランクフルトのモーツァルト賞、’10年ベルリンのメンデルスゾーン賞、続いて4年連続でオーストリア国家賞を得て、作曲家として認められた。第一次大戦従軍後、’21年ハイデルベルク大学で学位を取得。’29年以降ベルリンに住むが、ナチスに追われ、’34年以降米国に移り、’40年帰化。ニューヨークで2年間教えた後、’40年カリフォルニア大学作曲教授となる。主著に「旋律学」(’23年)、主な作品に「弦楽四重奏曲」(’19年)、オペラ「エンドウ豆の上に寝たお姫様」(’27年)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報