エロ事師たち(読み)エロゴトシタチ

デジタル大辞泉 「エロ事師たち」の意味・読み・例文・類語

エロごとしたち【エロ事師たち】

野坂昭如の処女小説。昭和38年(1963)、短編小説として「小説中央公論」に発表。長編化して、昭和41年(1966)に刊行。男たちのエロティックな欲求を満たすための多種多様なサービスを提供する「エロ事師」を生業とする中年男の姿を戯作調の文体で書き、三島由紀夫らが高く評価。昭和41年(1966)、今村昌平監督により映画化

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android