えんこ(読み)エンコ

精選版 日本国語大辞典 「えんこ」の意味・読み・例文・類語

えんこ

  1. 〘 名詞 〙
  2. すわる意の幼児語。幼児などがしりをつき足を投げ出してすわること。
    1. [初出の実例]「ゑんこして居なよと娘雛をたて」(出典:雑俳・柳多留‐三四(1806))
  3. 乗り物などが故障し、止まって動かなくなることを表わす俗語
    1. [初出の実例]「車がね、エンコ(故障)で」(出典:まんだん読本(1932)職業婦人〈大辻司郎〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

知恵蔵 「えんこ」の解説

エンコ

エンコード(encode)の略で、本来は、データ一定規則に基づいてコンピューターで扱いやすくするために符号化すること。狭義では、音楽CDや動画DVDやビデオ撮りをパソコンやデジタル機器で利用しやすくするため、またはインターネット上で公開するために、データを変換してコピーすること。違法性をともなうこともあることから隠語化されている。

(川口正貴 ライター / 2009年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android