エンフィテウシス(その他表記)emphyteusis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エンフィテウシス」の意味・わかりやすい解説

エンフィテウシス
emphyteusis

帝政期ローマにおける土地永久または長期貸借契約。毎年地代は支払われるが,形態はほとんど借主所有地同様となり,相続譲渡もでき,法廷でその権利が保護された。そのおもな目的農地の開発者である借主にその用益権を保証するためであった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android