エンベディッド・ライブラリアン(読み)えんべでぃっど・らいぶらりあん(その他表記)embedded librarian

図書館情報学用語辞典 第5版 の解説

エンベディッド・ライブラリアン

利用者が活動する組織や場に身を置き,いわばそうした場に「埋め込まれて」(embedded),利用者の活動と密接に関わりながら情報サービスを提供する図書館員を指す.2003年イラク戦争の際,戦闘部隊に同行し事件内部から取材を行い報道した記者をエンべディッド・ジャーナリストと呼んだことに由来する.インターネットの普及背景に,図書館という場にとらわれない利用者支援のサービスモデルとして北米で広がった.従来の主題情報サービスでは軸足は図書館サービスに置かれたのに対し,利用者の目的達成に共同参加することを志向している点に特徴がある.大学や医療機関,企業の図書館等で実践事例があるが,組織によってあり方はさまざまである.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

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