オガサワラゴキブリ(読み)おがさわらごきぶり

日本大百科全書(ニッポニカ) 「オガサワラゴキブリ」の意味・わかりやすい解説

オガサワラゴキブリ
おがさわらごきぶり / 小笠原蜚蠊
[学] Pycnoscelis surinamensis

昆虫ゴキブリ目オガサワラゴキブリ科に属する昆虫。全世界の熱帯亜熱帯平地に広く分布し、土中や倒木下などに群生する。雄15ミリメートル内外、雌17ミリメートル内外で、前胸背の前縁に黄色の縁どりがあり、はね褐色である。卵胎生(らんたいせい)で、幼虫光沢のある黒褐色を帯びる。日本の分布は九州の薩摩(さつま)半島以南、および鳥島以南の島嶼(とうしょ)である。

[山崎柄根]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む