デジタル大辞泉 「オガム文字」の意味・読み・例文・類語 オガム‐もじ【オガム文字】 《ogham》古代アイルランド語の碑文に用いられた文字。直線と斜線とを組み合わせた母音字5、子音字15からなる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「オガム文字」の意味・読み・例文・類語 オガム‐もじ【オガム文字】 〘 名詞 〙 ⇒オーガムもじ(━文字) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オガム文字」の意味・わかりやすい解説 オガム文字オガムもじOgham writing アイルランド語とピクト族の言語を記すために先史時代に用いられた一種のアルファベット。石に刻んだ碑文がグレートブリテン島とアイルランドから 500あまり出土し,多くは5~6世紀にさかのぼることができる。碑文は短く,人名が多い。アルファベットは,簡単なものでは 20文字から成り,文字の構造から,それぞれ5文字ずつの4グループに分類できる。ほかに,あとでできたらしい5文字がある。簡単な形は,石や木に単純な刻み目をつける方式によっている。ローマ字が輸入されてからも一種の暗号として用いられたが,これは「学者オガム字」 scholastic oghamsと呼ばれる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by