普及版 字通 「オ・こて」の読み・字形・画数・意味
6画
[字訓] こて
[字形] 形声
声符は(お)。〔集韻〕に〔説文〕を引いて、「塗る以なり。秦には之れを(を)と謂ひ、關東には之れを(まん)と謂ふ。或いはに作る」という。は首をまげた曲刀の形で、は鶴首・柳葉のような細いこて、は平塗りに用いる平たいこてであろう。
[訓義]
1. こて。
2. 左官。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 クボカニ 〔字鏡集〕 コテ・クボカニ
[熟語]
工▶・者▶・人▶・泥▶・▶・鏝▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報