オコトラン(その他表記)Ocotlán

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オコトラン」の意味・わかりやすい解説

オコトラン
Ocotlán

メキシコ南西部,ハリスコ州中部の都市。州都グアダラハラ南東約 70km,チャパラ湖の北東岸近くにあり,同湖から流出するサンチアゴ川スラ (アトトニルコ) 川が合流する地点に位置する。同湖周辺地域最大の町で,主産業は工業農業漁業養鶏などであるが,メキシコ市とグアダラハラを結ぶ鉄道道路が通りチャパラ湖への観光基地となっているため,観光業も重要。人口6万 9559 (1990推計) 。

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世界大百科事典(旧版)内のオコトランの言及

【巡礼】より

…第3は,最も普遍的なもので,かつての土着信仰の聖地からカトリックの聖地に転じた土地への旅である。この種の聖地はメソアメリカにとくに多く,サポパンZapopan(グアダラハラ近郊),グアダルーペ,チャルマChalma(以上中央メキシコ),オコトランOcotlán(メキシコ,プエブラ州),イサマル(ユカタン半島),エスキプラス(グアテマラ)が著名である。ペルーではクスコ県に多く,とくにコイリュル・リティーが知られている。…

※「オコトラン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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