知恵蔵mini 「おさかなポスト」の解説 おさかなポスト 飼育が困難になった外来魚などを一時的に保護する施設。神奈川県川崎市を流れる多摩川沿いの稲田公園内に設置されている。多摩川への外来魚などの放流を防ぎ、水辺の生態系を守ろうと、川崎河川漁業協同組合総代で環境コンサルタントの山崎充哲が2005年に創設した。山崎が代表を務めるNPO法人おさかなポストの会と川崎河川漁業協同組合が管理・運営している。ポストに預けられる年間約1万匹の魚やカメは、個人の里親を募集するほか、企業や水族館、学校に里親として協力を仰いでいる。カメについては、持ち込まれる数が増えすぎたことなどから13年4月より受け入れを中止しているが、これまでに保護されたカメの飼育は継続されている。動物愛護法の改正により、13年9月からポストでのカメの飼育ができなくなり、おさかなポストの会が川崎市に飼育の許可を求めている。 (2013-11-26) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報 Sponserd by