オスカーラフォンテーヌ(英語表記)Oskar Lafontaine

現代外国人名録2016 「オスカーラフォンテーヌ」の解説

オスカー ラフォンテーヌ
Oskar Lafontaine

職業・肩書
政治家 元ドイツ蔵相,元ドイツ社会民主党(SPD)党首

国籍
ドイツ

生年月日
1943年9月16日

出生地
ザールラント州

学歴
ボン大学卒,ザールブリュッケン大学

経歴
大学では原子物理学を専攻。23歳でドイツ社会民主党(SPD)に入党、青年組織でたちまち頭角を現わし、1976年国内最年少の32歳でザールブリュッケン市長。’77年SPDザールラント州党首、’85年3月41歳で同州首相、’87年6月SPD副党首。“ブラント(元首相)の孫たち”と呼ばれるSPD左派に属していたが、その後労組などに距離を置き、環境保護重視の経済改革、NATO脱退を主張して若い世代に人気を得た。’90年1月の州選挙ではSPDが大勝。両独SPD統一党大会で全ドイツ統一選挙のSPD首相候補に選出されたが同年12月敗れた。’92年6月市長年金の不正受領が発覚。’95年11月SPD党首。’97年12月再選。’98年10月シュレーダー政権で蔵相に就任。’99年3月蔵相と党首を辞任し、政界を一時引退。2005年SPDを離党し、新党を結成。民主社会党と選挙協定を結び、連邦議会で第4党となる。2007〜2010年合同して生まれた左派党の共同党首、2005〜2009年同院内総務を務めた。著書に「もう一つ進歩」「国境を越える社会民主主義」などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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