おぜん・す
- 〘 自動詞 サ行特活 〙 ( 江戸の遊里、特に品川、新宿などの岡場所の語 )
- [ 一 ] =おぜえす[ 一 ]
- [初出の実例]「何も申す事はおぜんせん」(出典:洒落本・甲駅新話(1775))
- [ 二 ] =おぜえす[ 二 ]
- [初出の実例]「遅くっても、よふおぜんす。いっそわっちゃア気の毒でおぜんすけれども」(出典:洒落本・甲駅新話(1775))
おぜんすの補助注記
活用は助動詞「んす」に同じ。[ 二 ]
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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