おたま

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「おたま」の解説

おたま

?-? 江戸時代中期,大福(だいふく)餅の考案者。
江戸小石川にすむ。元禄(げんろく)ごろからあった塩餡(あん)の腹太(はらぶと)餅を明和9年(1772)に改良,小形にして安値行商,大福餅として評判をえた。寛政10年ごろ砂糖入りがでまわり大流行した。名はお玉ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android