おねじ(その他表記)external thread

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「おねじ」の意味・わかりやすい解説

おねじ
external thread

ねじ山円筒あるいは円錐外面にあるねじ。おねじのうちめねじ (ナット) と組んで用いるものは,一般にボルトという。おねじの加工にはバイト,ねじフライス,ダイスチェーザなどの切削工具が使われ,多量生産では転造加工法 (→ねじ転造盤 ) がとられる。めねじの加工には,バイト,ねじフライスのほかタップなどが用いられるが,おねじのような転造加工法はとれない。

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世界大百科事典(旧版)内のおねじの言及

【ねじ】より

… 日本では1543年(天文12),種子島に漂着したポルトガル人がもっていた小銃の尾栓として用いられていたねじを見たのが最初といわれ,これより以前に日本でねじが使用されていた事実を示す証拠は見つかっていない。
[ねじの基本用語]
 前述のつる巻線状の突起をねじ山といい,円筒の外表面にねじ山をもつものをおねじmale screw,中空の円筒の内表面にねじ山をつけたものをめねじfemale screwという。またねじ山の断面形状により,三角形状の断面をもつ三角ねじ,台形状の台形ねじ,角形をした角ねじ,のこぎりの歯の形状をもつのこ歯ねじ,円弧状の断面をもつ丸ねじなどに分類される(図2)。…

※「おねじ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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