百科事典マイペディア 「切削工具」の意味・わかりやすい解説 切削工具【せっさくこうぐ】 工作機械に取り付けて切削に用いる刃物の総称。旋盤,形削り盤などのバイト,フライス盤のフライス,歯切盤のホブそのほかの歯切工具,ボール盤のドリル,リーマーなど。材質は炭素工具鋼,高速度鋼,超硬合金,セラミックス,ダイヤモンドなど。→関連項目ウィディア|切削|セラミック工具|超硬合金 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「切削工具」の意味・わかりやすい解説 切削工具せっさくこうぐcutting tool 切削加工に用いる工具の総称で,工作機械に取付けて使用する。刃物工具と,砥粒を用いた工具とに大別され,前者にはバイト,ドリル,フライスなどが,後者には研削砥石やホーンなどがある。しかし単に切削工具というときには,刃物工具類のみをさすことが多い (→研削 ) 。刃物工具類は,局部的に衝撃的な高い応力や摩擦力を受け,かなりの高温になるので,高温でも強度,靭性,硬さ,耐摩耗性にすぐれる材料が使用される。切削条件に応じて,炭素工具鋼,高速度鋼,焼結炭化物,焼結酸化物 (セラミックス) ,ダイヤモンドなどが用いられる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by