玩具メーカーのタカラトミーとNTTドコモが共同開発し、2015年10月1日より販売されている家庭用コミュニケーション・ロボットの名称。英語では「OHaNAS」と表記し、「Organized Human interface and Network Artificial intelligence System」の略語である。同ロボットのデザインモチーフは羊で、ドコモが開発した人工知能と音声認識機能を利用した問いかけに答えるドコモのサービス「しゃべってコンシェル」の技術を応用している。市販品は2万パターンの会話ができ、話しかけると9割の確率で会話が成立するという。16年NTTドコモは同ロボットを会社の受付やスーパーの接客などをさせるサービスを始めると発表した。このサービスでは、同ロボットに質問などをすると、セットで運用されるタブレット端末に企業のホームページなどを表示することができる。同様の業務を行うロボットにはソフトバンクの「ペッパー」が存在するが、そのライバルになると目されている。