オランダ侵略戦争(読み)オランダしんりゃくせんそう

旺文社世界史事典 三訂版 「オランダ侵略戦争」の解説

オランダ侵略戦争
オランダしんりゃくせんそう

1672〜78年,ルイ14世によって行われた侵略戦争
ルイ14世はさきの南ネーデルラント継承戦争(1667〜68)のとき,反抗の中心となったオランダ敵意をもち,またその貿易独占を打破しようとして,10万の大軍を侵入させた。イギリススペインドイツ(神聖ローマ帝国)がオランダと同盟し,オランダは堤防を決壊させ,洪水作戦によってフランス軍を苦しめた。ナイメーヘンの和約で戦争は終結し,フランスはフランシュ−コンテを獲得したにとどまった。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む