旺文社世界史事典 三訂版 「オランダ侵略戦争」の解説
オランダ侵略戦争
オランダしんりゃくせんそう
ルイ14世はさきの南ネーデルラント継承戦争(1667〜68)のとき,反抗の中心となったオランダに敵意をもち,またその貿易独占を打破しようとして,10万の大軍を侵入させた。イギリス・スペイン・ドイツ(神聖ローマ帝国)がオランダと同盟し,オランダは堤防を決壊させ,洪水作戦によってフランス軍を苦しめた。ナイメーヘンの和約で戦争は終結し,フランスはフランシュ−コンテを獲得したにとどまった。
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