図書館情報学用語辞典 第5版 「オリジナル目録作業」の解説 オリジナル目録作業 目録データベース中に,手元の記述対象に対応する書誌レコードが存在しない場合や,利用可能な類似のレコードが存在しない場合,新たに独自に書誌レコードを作成すること.コピー目録作業の対語.これはコンピュータを用いた目録処理(オンライン目録など)や分担目録作業に限定されるものではないが,典型的には,全国書誌作成機関などにより提供されるMARCレコードを中核とし,そこに収録されていない資料に対して,書誌ユーティリティを介した参加機関による分担目録作業の場面において行われていることを指す.後者の場合,目録データベース中に重複レコードを作らないようにするため,また作成されたレコードが多くの参加機関のコピー目録作業に使用できるよう,一定の水準を満たす標準化されたレコードの作成が,あるいはそれを支える品質管理の仕組み(典拠コントロールなどを含む)が,不可欠とされる.[参照項目] コピー目録作業 | 分担目録作業 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by