日本大百科全書(ニッポニカ) 「オルシュチン」の意味・わかりやすい解説 オルシュチンおるしゅちんOlsztyn ポーランド北部、マズーリ地方バルミニスコ・マズーリ県の県都。人口17万4080(2001)。モレーン(氷堆石(ひょうたいせき))の丘陵と無数の湖沼に囲まれたウィナ川流域の低地にある。木材生産と農業を営む地域に位置し、その交通、商業、工業の小中心地。食品加工、家具、機械、化学工業が発達するが、近年は観光に力を入れている。14世紀の聖ヤコブ教会が名高い。1772年プロイセン領となったが、第二次世界大戦後ポーランド領に回復した。[山本 茂] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例