ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オルドス系金銅仏」の意味・わかりやすい解説 オルドス系金銅仏オルドスけいこんどうぶつ 中国,五胡十六国や北魏の初期に,西北のオルドス地域に流行した初期金銅仏。幼稚で素朴な様式をそなえている。大きいものでも 15cm,通常6~8cmの小像で,奇妙な獅子が台座になっているものが多い。顔はほっそりしているが,僧衣は通肩で結跏趺坐 (けっかふざ) の全身を包み,多くは禅定印。日本にも多く将来され,東京芸術大学などに所蔵されている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by