20世紀西洋人名事典 「オレグトロヤノフスキー」の解説
オレグ トロヤノフスキー
Oleg Aleksandrovich Troyanoskii
1919.11.24 -
ソ連の外交官。
元・駐日大使,元・国連大使。
モスクワ生まれ。
父のアレクサンドル・トロヤノフスキーが戦前に駐日、駐米大使であったため、日本、米国で初等、中等教育を受けた後、1941年モスクワ大学を卒業。’44年に外務省に入省、’47年には共産党に入党する。その後、’58年より閣僚会議議長補佐官を務め、’59年のフルシチョフ首相の訪米の際にはアイゼンハワー大統領との会談の通訳を務める。’67には親子二代の駐日大使に任命され、’76年まで務めた後、外務省第二極東部長、国連大使を歴任した。また、’81年の第26回党大会においては中央監査委員を務めた。’86年駐中国大使、党中央委員となる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報