オロッコ語(読み)オロッコご

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オロッコ語」の意味・わかりやすい解説

オロッコ語
オロッコご
Orok language

オロッコ族の言語。ツングース語の一つで,サハリン島北部と中部に話され,一般にその南方群に分類される。話し手は約 3400人。ウイルタ語ともいう。ナーナイ語,オルチャ語に近い。音韻面では母音調和がみられる。形態面では,名詞,数詞,代名詞,動詞において語幹語尾が接尾して語形替変が行われる。日本語との接触もあり,masaari (まさかり) ,musuri (筵〈むしろ〉) ,satu (砂糖) など,日本語からの借用語がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「オロッコ語」の意味・わかりやすい解説

オロッコ語
おろっこご

ウイルタ語

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