おろ

精選版 日本国語大辞典 「おろ」の意味・読み・例文・類語

おろ

  1. 〘 接頭語 〙 ( 動詞、形容詞などの上に付ける ) 十分でないさまをあらわす。わずか。すこし。大体。不完全に。「おろいゆ」「おろねぶる」「おろよし」 〔日葡辞書(1603‐04)〕

おろの補助注記

「おろそか」などと同源の語であり、愚鈍の意の「おろか」とも関係があろうと推定される。「おろおろ」と副詞形もつくる。


おろ

  1. 〘 代名詞詞 〙 ( 「おれ(俺)」の変化した語 ) 自称。おれ。
    1. [初出の実例]「六助殿の孝行が、己(オロ)は手ひどく迷惑するてや」(出典浄瑠璃彦山権現誓助剣(1786)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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