オーケン石(読み)オーケンせき

最新 地学事典 「オーケン石」の解説

オーケンせき
オーケン石

okenite

化学組成Ca10Si18O46・18H2Oの鉱物。三斜晶系,空間群,格子定数a0.984nm,b0.720,c2.133,α90°,β103.9°,γ111.5°,単位格子中1分子含む。細くのびた刃状結晶が放射状・塊状集合。白,しばしば黄,青を帯びる,透明~半透明,ガラス~真珠光沢劈開{010}完全。硬度4.5~5,比重2.28。薄片では無色,屈折率α1.530,β1.536,γ1.541,2V(-)大。玄武岩などの火山岩空隙に種々の沸石類と共生。インドBombay付近のPoonaからは巨大なボール状集合が産出。日本では,東京都小笠原父島などから。名称はドイツ人のナチュラリストL.Oken(1779~1851)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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