カイザー・ウィルヘルム協会(読み)カイザーウィルヘルムきょうかい

百科事典マイペディア の解説

カイザー・ウィルヘルム協会【カイザーウィルヘルムきょうかい】

ドイツの科学振興のため1911年ウィルヘルム2世の勅許を得て設立された機関。すぐれた学者たちに講義や教育の義務なしに研究に打ち込める機会を提供することを目的に,ベルリンその他に多くの研究所を設置,管理した。創立費用は産業金融界貴族寄付に仰ぎ,初代総裁はA.vonハルナック。第2次大戦後マックス・プランク協会となる。
→関連項目ボッシュ

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改訂新版 世界大百科事典 の解説

カイザー・ウィルヘルム協会 (カイザーウィルヘルムきょうかい)

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世界大百科事典(旧版)内のカイザー・ウィルヘルム協会の言及

【マックス・プランク協会】より

…協会は独自の基金を有し,特許収入のほか寄付金も寄せられるが,予算の大半は連邦政府および諸州政府によってまかなわれている。 マックス・プランク協会の前身は,ベルリン大学創立100年を記念して,1911年に設立されたカイザー・ウィルヘルム協会Kaiser Wilhelm‐Gesellschaft zur Förderung der Wissenschaften(以下KWGと略記)である。KWGの設立にあたっては,研究者を教育義務から解放し,学問研究に専念できるような施設をつくるべきだという神学者A.vonハルナックの提案があずかって力があった。…

※「カイザー・ウィルヘルム協会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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