カイバト(読み)かいばと

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カイバト」の意味・わかりやすい解説

カイバト
かいばと / 飼鳩

鳥綱ハト目ハト科に属する鳥のうち、家禽(かきん)化されたハトの俗称。この仲間には二つの系統がある。第一はカワラバトColumba liviaの系統で、この種は南ヨーロッパから北アフリカ、中近東、インドに数亜種がある。それが完全家禽となり、伝書鳩、観賞鳩の品種となったものをカイバトとよぶ。すなわち、イエバトから半家禽化あるいは半野生化の状態にあるドバト(土鳩)を除いたものである。なお、イエバトの学名はすべてC. l. var. domesticaでダーウィンの人為淘汰(とうた)説の材料とされた。第二の系統はジュズカケバトStreptopelia‘risoria’で、この学名の野生種はないが、いろいろな実験や飼育観察には品種名でなく、この名が用いられている。この種は、アフリカ産のバライロシラコバトS. roseogriseaから古く家禽化されて飼い鳥品種となったものとされており、シラコバトS. decaoctoにも似ているが、それよりも著しく小形、淡色で、声も高く異なる。ジュズカケバトには、白色品種がありとくにギンバトとよばれるほか、中間の淡羽色のものもある。

[黒田長久]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

10月14日。明治5年(1872)10月14日、日本最初の鉄道、新橋~横浜間が開通した日にちなむ。[補説]大正11年(1922)鉄道省により鉄道記念日として制定。平成6年(1994)、運輸省(現国土交...

鉄道の日の用語解説を読む