かき玉(読み)かきたま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「かき玉」の意味・わかりやすい解説

かき玉
かきたま

汁物の一種。かき玉汁ともいう。生卵を割り、黄身白身をいっしょによくかき混ぜておく。鍋(なべ)にだし汁を入れて沸騰した中に、ゆっくり流し入れる。刻みネギなどを加えることもある。絹かき玉というのは、だし汁に葛粉(くずこ)少々を加えてとろみをつけておき、溶き卵を急須(きゅうす)などを用いて少量ずつ鍋に流し込み、そのあと菜箸(さいばし)でかき混ぜる。これは、だし汁5カップに卵1個を用いるが、鍋の中のどこをすくっても絹糸状の細かい卵になるように仕上げる。

多田鉄之助

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