かき菜(読み)かきな

精選版 日本国語大辞典 「かき菜」の意味・読み・例文・類語

かき‐な【かき菜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物こぶなぐさ(小鮒草)」の古名。〔十巻本和名抄(934頃)〕
  3. 植物「おおばがらし(大葉芥)」の古名。

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事典 日本の地域ブランド・名産品 「かき菜」の解説

かき菜[葉茎菜類]
かきな

関東地方栃木県地域ブランド
主に佐野市周辺で生産されている。春を呼ぶ野菜として古くから親しまれきた。緑色の葉には、ビタミンA・ビタミンCをはじめ鉄分カルシウムなどが、他の野菜よりも多く含まれている。花茎アスパラガスのような味わいで、あくが少なく甘みもある。天ぷらやおひたしに最適。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「かき菜」の解説

かき菜

栃木県佐野市で生産される葉物野菜。葉は淡い緑色で軸が太く、茹でると鮮やかな緑色になる。おひたし、炒め物などにして食する。

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