普及版 字通 「カク・うつ・つかむ」の読み・字形・画数・意味
人名用漢字 14画
[字訓] うつ・つかむ
[字形] 形声
声符は國(国)(こく)。〔玉〕に「耳を掌(う)つなり」と訓し、一体として馘(かく)声の字とする。訓義よりすれば(かく)声の字である。北宋の葉夢得の〔避暑録話〕に「其の口を(う)つ」とあり、国語ではものをつかむ意に用いる。
[訓義]
1. うつ、耳をうつ。
2. つかむ。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 豆波牟(つきはむ)〔名義抄〕 ヒコヅラフ・ツカム 〔字鏡集〕 オモテカク・ツカミ・サク・タナゴコロ・ナヒヤカ
[熟語]
混▶・手▶・打▶・裂▶
[下接語]
百
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報