カタール航空(読み)カタールこうくう(英語表記)Qatar Airways

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カタール航空」の意味・わかりやすい解説

カタール航空
カタールこうくう
Qatar Airways

カタール国営航空会社。1994年カタールの王族らによって設立され,のちに政府資本の肩代わりをして,国営の株式会社となった。首都ドーハハブ空港とし,2011年初の時点で世界 80都市に乗り入れている。同時点での保有機は 100機あまりで,その後ボーイング787ドリームライナーを入手した。いずれも新しい航空機ばかりで,発足以来一度も重大事故を起こしていない。ほかに新しいボーイング787を 29機,エアバスA380を 5機,開発段階のエアバスA350を 80機など,合わせて 130機以上の機材を発注している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android