共同通信ニュース用語解説 「エアバスA380」の解説
エアバスA380
エンジン4基を備えた世界最大の旅客機。全日空の仕様では航続距離は1万3330キロに達する。2007年にシンガポール航空が初めて商業運航した。世界的な航空需要の拡大を踏まえ、長距離、大量輸送での活躍が見込まれたが、受注は伸びず、エアバスは昨年、生産終了を発表した。座席の多さに伴い採算性が難しく、大型機に対応した搭乗橋など空港インフラの整備が必要なこと、燃費性能が良い機種を選ぶ傾向の強まりが低迷の要因とされる。中東のエミレーツ航空が最多の100機以上を保有している。
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報