カミ遺跡(読み)カミいせき(その他表記)Khami

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カミ遺跡」の意味・わかりやすい解説

カミ遺跡
カミいせき
Khami

ジンバブエ南西部,マタベレランドノース州にある都市遺跡。 1867年に発見された遺跡で,カミ川の西岸沿い約 2kmを占める。小高い丘を石垣で囲み,その上に王宮の基礎部分や通路部分が残されており,住居の壁は花崗岩を組み合わせたもので,ところどころに装飾の施された石もみられる。ジンバブエ遺跡を参考に 15世紀中頃バンツー語系部族によって建設されたものと思われる。遺跡から出土した工芸品,陶器,白磁,青磁などから,当時ヨーロッパ,北アフリカ,そして中国とも交易があったことがうかがえる。約2世紀にわたって栄えたがその後は衰退。 20世紀に入ってから本格的な調査が行なわれ,1986年世界遺産の文化遺産に登録。

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