カムイエト岬(読み)かむいえとみさき

日本歴史地名大系 「カムイエト岬」の解説

カムイエト岬
かむいえとみさき

増毛町の別苅べつかり漁港近くの岬。増毛山塊の北端。これより南西の雄冬おふゆ方面にかけて一〇〇メートルを超す断崖絶壁が続く。雄冬方面までは陸路がなく、往来は船によったが、昔から船の難所として知られた。近代以前は「カムイト」(玉虫「入北記」)のほか、「カモイイトリ」(観国録)、「カムイエト」(板本「西蝦夷日誌」)などと記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む