カリオタキス(その他表記)Kariotákis, Kóstas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カリオタキス」の意味・わかりやすい解説

カリオタキス
Kariotákis, Kóstas

[生]1896. トリポリ
[没]1928.7.20. プレベザ
ギリシアの詩人アテネ法律を学び,1920年詩で受賞。卒業後は公務員として勤務したが,パトレ,のちにプレベザに移り,自殺した。作品にはフランス象徴派,新アテネ派の影響と,クレタ島で過した幼年期の孤独と失望の影がうかがえる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む