最新 地学事典 「カリビブ石」の解説 カリビブせきカリビブ石 karibibite化学組成の鉱物。直方晶系,空間群Pnma,格子定数a0.72558nm, b2.7992, c0.65243,単位格子中8分子含む。褐黄色,土状光沢。硬度1〜2,撓性有,比重4.07。光学的二軸性負,2V大,屈折率α1.96, β未測定,γ<2.10。ナミビア,Karibibペグマタイト産の砒鉄鉱の分解物の一つとしてスコロド石・曙光石・石英などと産し,産地にちなんで命名。原記載者は触れていないが,高位原子価をもつFeと低位原子価をもつAsとが,いずれも主成分として一鉱物中に共存している非不透明鉱物の唯一の例である。加藤昭らの見解では,おそらくスコロド石の還元によって生成されたものと考えられる。執筆者:加藤 昭 出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報 Sponserd by