日本大百科全書(ニッポニカ) 「カリフォルニア油田」の意味・わかりやすい解説 カリフォルニア油田かりふぉるにあゆでんCalifornia Oil Field アメリカ合衆国のカリフォルニア州にある油田群をいう。石油のあることは早くより知られていたが、1896年ロサンゼルスとサンフランシスコの中間で大規模なコーリンガ油田が発見されてから、オイル・ラッシュの時代に突入し次々に大油田が発見された。1970年代より海洋油田開発の時代に入り、サンタ・バーバラ海峡にあるホンド油田では、水深259メートルの地点にプラットフォーム(石油掘削用の足場)が建設されている。[田中正三] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「カリフォルニア油田」の意味・わかりやすい解説 カリフォルニア油田【カリフォルニアゆでん】 米国,カリフォルニア州南部,ロサンゼルス周辺とカリフォルニア盆地南部一帯の油田。19世紀末に発見され,一時は米国内最大の油田であった。1970年代には沖合の海底油田の開発が進められた。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報