カルカシャンディー(その他表記)al-Qalqashandī

改訂新版 世界大百科事典 「カルカシャンディー」の意味・わかりやすい解説

カルカシャンディー
al-Qalqashandī
生没年:1355-1418

ヌワイリー,ウマリーと並ぶマムルーク朝の三大百科事典家の一人。下エジプトの小村に生まれ,アレクサンドリアでシャーフィイー派法学を修めた後,1389年からカイロの文書庁に勤務,この時の経験を生かして14巻からなる大部な官吏養成の書《黎明》を著した。ほかにカリフ制度とその歴史を体系的に説いた《考察の利益》などの著作がある。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のカルカシャンディーの言及

【百科事典】より

…また,マムルーク朝の文書行政にたずさわる書記(カーティブ)のなかから,さらに体系的な形で〈知の総合〉を行う者が現れた。その代表が,エジプトの三大百科事典家といわれるヌワイリー,ウマリー,カルカシャンディーである。 マムルーク朝のスルタン,ナーシル(在位1293‐94,1299‐1309,1310‐41)の下で軍務庁や監査庁の長官を歴任したヌワイリーは,晩年の二十数年を費やして書記のための知識を総合した《窮極の目的Nihāya al‐arab》31巻を完成した。…

※「カルカシャンディー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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