カルギリク県(読み)カルギリク(その他表記)Kargilik

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カルギリク県」の意味・わかりやすい解説

カルギリク〔県〕
カルギリク
Kargilik

漢語名はイエチョン (葉城) 。中国西北地方,シンチヤン (新疆) ウイグル (維吾爾) 自治区南西部,カシュガル (喀什 噶爾) 地区の県。タリム (塔里木) 盆地南西隅のオアシスを中心とし,古くからクンルン (崑崙) 山脈北麓に沿って中国と西アジアを結ぶ交易路の要衝であった。現在も,クンルン山脈を越えてチベット (西蔵) 自治区に通じるシンツァン (新蔵) 道路の起点にあたる。コムギトウモロコシ,ゴマなどの栽培と養蚕牧畜が行われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む