最新 地学事典 「カルクアルカリ岩系」の解説
カルクアルカリがんけい
カルクアルカリ岩系
calc-alkali rock series
玄武岩・安山岩・デイサイト・流紋岩の岩型で代表される岩系。SiO2に対する鉄の相対量・濃集の程度によって,同じ非アルカリ岩に属するソレアイト系から区別される。後者に比して,より低温で酸素フガシティーの高いマグマから生じたと考えられている。久野久(1950)のしそ輝石質岩系にほぼ対応するが,ソレアイト系列=ピジョン輝石質岩系,カルクアルカリ岩系列=しそ輝石質岩系という関係は必ずしも常に成り立つものではない。環太平洋火山帯には大量のカルクアルカリ系列岩が分布している。参考文献:A.Miyashiro(1974) Am. J. Sci., Vol.274
執筆者:山崎 正男・吉田 武義
参照項目:火成岩の分類図2(化学組成)
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

