カルクアルカリ玄武岩(読み)カルクアルカリげんぶがん(その他表記)calc-alkaline basalt

最新 地学事典 「カルクアルカリ玄武岩」の解説

カルクアルカリげんぶがん
カルクアルカリ玄武岩

calc-alkali basalt

カルクアルカリ岩系に属する玄武岩。比較的カルシウムに富み,アルカリに乏しい。その化学組成は必ずしも,独自の領域をもっておらず,ソレアイト高アルミナ玄武岩領域に点示される。特に,高アルミナ玄武岩をカルクアルカリ玄武岩同義語として用いる研究者が外国では少なくない。一方日本では,石基鉱物としてオージャイトハイパーシンが共存しているしそ輝石質岩系の玄武岩をカルクアルカリ玄武岩とすることが多い。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 大場 吉田

岩石学辞典 「カルクアルカリ玄武岩」の解説

カルクアルカリ玄武岩

カルク─アルカリ岩系に属する玄武岩で,比較的カルシウムに富み,アルカリに乏しい.化学組成に独自の領域はなく,ソレアイトか高アルカリ玄武岩領域に含まれる.特に高アルミナ玄武岩をカルク─アルカリ玄武岩と同義に用いる場合が多い.日本では石基にオージャイトとハイパーシンが共存している場合をカルク─アルカリ玄武岩とすることが多い[地学団体研究会 : 1996].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のカルクアルカリ玄武岩の言及

【玄武岩】より

…安山岩との間で組成は連続的に変わる。玄武岩は化学組成上,無水ケイ酸とアルカリの比に連続的変化があって,ソレイアイト玄武岩,カルクアルカリ玄武岩,アルカリカンラン石玄武岩に細分される。海洋底の表層を形成する岩石はソレイアイト玄武岩であり,特に深海性ソレイアイトとよばれることもある。…

※「カルクアルカリ玄武岩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

冬に 4日間暖かい日が続くと 3日間寒い日が続き,また暖かい日が訪れるというように,7日の周期で寒暖が繰り返されることをいう。朝鮮半島や中国北東部の冬に典型的な気象現象で,日本でもみられる。冬のシベリ...

三寒四温の用語解説を読む