カルシ(読み)かるし(その他表記)Карши/Karshi

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カルシ」の意味・わかりやすい解説

カルシ
かるし
Карши/Karshi

ウズベキスタン共和国カシカダリア州の州都。カルシン・オアシスの中央部、カシカダリア川に臨み、鉄道道路要地。人口19万7600(1999)、27万0736(2019推計)。紡績食品(肉・バター)、建設資材などの工業が行われる。1世紀中ごろに誕生し、14世紀にはインドサマルカンドへの交易路として栄えた。

[山下脩二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

岩石学辞典 「カルシ」の解説

カルシ

ヨハンセンが,アンデシン(andesine)よりも灰長石成分に富む斜長石を含む岩石を意味する接頭語として用いた語[Johannsen : 1932].calcigranite, calci-rhyoliteなどがその例である.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android