カン・くれる

普及版 字通 「カン・くれる」の読み・字形・画数・意味


7画

[字音] カン
[字訓] くれる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は干(かん)。〔説文七上に「(く)るるなり」とし、「春秋傳に曰く、日(く)れ、君勞す」と〔左伝、昭十二年〕の文を引く。今本は「勞」を「」に作る。〔徐箋〕に「晏・は一聲の轉なり」とする。また干に盛火の意があり、日のたけたるをという。

[訓義]
1. くれる、くれがた。
2. は光のさかんなさま。

[古辞書の訓]
名義抄 ヒダク・ヒクタル・クル・ユフベ・アカツキ・ヤム 〔立〕 アツシ・ヒデリ・ホス 〔字鏡集 ヒタク・アカツキ・ヒクレ・ユフベ

[熟語]

[下接語]
・日・宵・未・爛

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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